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✿金木犀の君

金木犀の降る坂道

追い越し

追い越され

ふざけあって

笑いあって

通った思い出道



通じ合っていると思ってたあの頃



金木犀の香りが胸を淡く満たす

本当は近くて、遠かった



儚く笑う君

嘘つき

嘘つき



想いを破り捨て

泡となった紙切れ



金木犀と君がきらい



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