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ハイ、ドーン! いきなりぶちかましたこの歌、意味わかる?
現代語訳すると「住吉の岸に向かい合う淡路島のように、愛しいあなたを想わない日はありません」って感じ。ベタ甘ラブソング! …と、見せかけて今回は恋愛話は一切ナシ!
この歌のポイントは、「言はぬ日はなし」。つまり、毎日毎日、欠かさず想ってるわけよ。この“毎日毎日”ってところが重要なんだ。
そう、今回のテーマは「しつこさ」。
どこまでOKで、どこからアウトなのか。お前ら、仕事でもプライベートでも、この「しつこさ」ってやつに悩まされてるだろ? 連絡がマメな友達、何度断っても誘ってくる先輩、執拗な営業電話…。「ウザい」と感じつつも、それを口に出すのは難しい。だってさ、もしかしたら、そのしつこさの向こう側に、本物の熱意とか、大切な何かが隠されてるかもしれないじゃん?
でも待てよ。本当にそうか?
その「もしかしたら」にしがみついて、自分の時間を削り、精神をすり減らしてまで、付き合う必要があるのか? 万葉集の時代だって、こんな歌詠んでたってことは、きっと「しつこいヤツ」はいたんだろうな。平安時代だって、源氏物語の光源氏は、超絶プレイボーイで、しつこく女性に言い寄ってたって話だし。つまり、この「しつこさ問題」って、人類永遠のテーマってことだ!
じゃあ、どうすればいい?
簡単だ。「オラつきの美学」を身につけろ! …って、いきなり何言ってんだコイツ、って思ってるだろ? ここで言う「オラつきの美学」とは、自分の信念をしっかり持って、それを相手に伝える強さのことだ。「いや、それちょっと違うんじゃね?」と思ったら、遠慮なくNOと言う勇気。自分のテリトリーを侵害されたら、ガツンと反撃する気概。それが「オラつきの美学」だ!
例えば、仕事でさ、明らかに無理な要求を上司から突きつけられたとする。「できません!」の一言で済ませばいいのに、「もしかしたらできるかも…」とか思ってズルズル引き伸ばしたり、結局徹夜してなんとか仕上げたり。そんな経験、あるだろ? それは、お前の中に「オラつきの美学」が足りてない証拠だ!
「無理なものは無理!」と、はっきり断る。
もちろん、ただ突っぱねるだけじゃダメだ。代替案を提示したり、妥協点を探ったり、建設的な話し合いをする。「できない」と言うだけじゃなくて、「どうすればできるか」を一緒に考える。それが真の「オラつきの美学」だ!
プライベートでも同じだ。
しつこい勧誘、ウザい絡み。全部「NO!」で突き返せ。「今忙しいから無理」「興味ない」「もう連絡しないで」… シンプルに、ストレートに、自分の気持ちを伝えろ。回りくどい言い訳は不要だ。相手にどう思われようと関係ない。自分が嫌なものは嫌なんだ。自分の気持ちを最優先するのが「オラつきの美学」だ!
もちろん、「しつこさ」にも色々ある。
本当に困っている相手に、親身になって寄り添う「しつこさ」もある。それは優しさであり、思いやりだ。見極めるポイントは、相手のためになっているかどうか。自分がしんどくなってまで、付き合う必要はない。
万葉集の恋歌だって、現代の視点で見れば「ストーカーじゃん…」ってツッコミたくなるものもある。時代が変われば、常識も変わる。昔はOKだったことが、今はアウトになる。「しつこさ」の許容範囲も、時代に合わせてアップデートしていく必要があるんだ。
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この歌の主人公は、毎日毎日、想いを募らせている。それは純粋な愛情表現かもしれないし、一方的な思い込みかもしれない。重要なのは、相手がどう感じているかだ。もし相手が迷惑に思っているなら、それはもう「愛」ではなく、「迷惑行為」でしかない。
自分の気持ちを伝えることは大切だ。
でも、相手の気持ちを無視して、自分の思いだけを押し付けるのは違う。「しつこさ」は、時として暴力になる。その境界線を見極めるには、相手の立場に立って考える想像力が必要だ。自分の気持ちを伝える勇気と、相手の気持ちを尊重する謙虚さ。その両方を兼ね備えた時、真の「オラつきの美学」が完成する!
だから、お前らも「オラつきの美学」を磨け! 自分の信念を貫き、相手にNOと言える強さを身につけるんだ。そして、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の思いを伝える術を学べ。そうすれば、どんな「しつこさ」にも惑わされず、自分らしく生きていける。
さあ、胸を張って、オラついて行こうぜ!