あれから少し時間が経ち。そのままゲームを楽しんでいた今日この頃。ビル爆破なんて知らん。オーブサーチに
ピコ!
「ん?なにこれ」
私の視界の
「ん〜?どうかした〜?」
「えーと、メール?が届いたみたい」
内容を見ると。
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ビュア:
こんにちは。今日空いている時間ありますか?よろしければいろいろお話
もし、忙しいようであれば空いている日を教えてください。
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うむ、なるほど!
「昨日一緒に黒龍倒した人から今日時間あるか?って言うメールだったよ」
「ほうほう、ちなみにお名前は〜?」
「ビュアさんって人だよ。記者みたいな格好してる人」
あとついでにストーカー疑惑もあるけど。何してるのか気になってたけど連絡くれて少し嬉しい。
「あぁ、それなら何となくわかったよ〜。ねぇねぇ〜。私もついて行っていいか聞いてみてよ〜」
「ん?ユキも来るの?」
「ダメ〜?」
「向こうに聞いてみるよ」
ユキが一緒にか…。私としてはその方が安心するからいいけど。ビュアさん次第かな?たぶん大丈夫だと思うけど。とりあえず聞いてみないとね。
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ナユカ:
こんにちはビュアさん!!
今日もし良かったら私の友人も一緒にいて大丈夫ですか?その子と約束してて。
もし、ダメでしたらまた次の機会になりますが…。
ちなみに友達は「ユキ」って子です!
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「よし!!」
「送れた〜?」
「うん!あとは確認待ちかな?もし向こうが無理ならこっちの方を優先します。って言ってるから心配しなくていいよ」
先にユキと遊ぶ約束してたからね。
「ナユカありがと〜」
ピコ!
「あ!もう帰ってきた。どれどれ?」
*ビュア視点
さて、私は先程ログインし、フレンド
昨日は黒龍のせいで、あの後、皆さん別れてログアウトしてしまいましたが、元々は変わったスキルやプレイスタイルについて、私が投稿している動画で詳しく取り上げるのが目的です。要するに取材ですね。
昨日の黒龍戦でイベント当事者になり、運営からの許可も貰い。昨日の戦いを動画を投稿。運営の動画とは違ったアングルからの唯一の動画となれば、やはりかなりの視聴率を稼げてニマニマしたのは内緒です。
そして、その動画の中に写ったナユカさんのスキル!あの〔ジャンプ〕について取材をした動画をあげればまた視聴者は増えるはず…
ピコ!
早速お返事が帰ってきました。いい返事だといいのですが…
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ナユカ:
こんにちはビュアさん!!
今日もし良かったら私の友人も一緒にいて大丈夫ですか?その子と約束してて。
もし、ダメでしたらまた次の機会になりますが…。
ちなみに友達は「ユキ」って子です!
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ん?
んん?
おっとっと。飲みかけの紅茶を
って!!ユキ…?…まさか!?白雪姫ですか!??え?でもそんなナユカさんって初心者ですよねっ!?そんなバカな…。なんでそんな人と一緒にいるんですか!?ひ、人違い!?い、いやでも…。と、ともかくッ!ぜひと送っておきましょう。元々、誰が一緒でも構わないのですから。もし、御友人がほんとに白雪姫なら、さらにラッキーですしね!
*>>ナユカ視点
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ビュア:
なるほど!了解しました。御一緒で構いません。では詳しい時間と、待ち合わせ場所はどちらに致しましょう?いつでも、どちらでも構いません。
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「あ、ユキ。一緒に来てもいいって!」
「お〜、それは良かった〜」
「それで、時間と集合場所どこがいい?って聞かれたんだけど、昼からユキは何時にログインするの?」
私は昼は用事はないからね。昼ご飯食べるだけだよ。でもユキも一緒に行くならそっちに合わせないと。
「私は昼ごはん食べたらすぐにログインするよ〜。時間はナユカの好きな時間でいいよ〜」
「んー…、じゃあ12時に1回ログアウトして、それからうちで一緒にお昼ご飯食べちゃおうか?んで、1時くらいに間に合うようにすればいいと思う」
「あ!昼ごはん貰っていいの!?」
「いいよー」
その方が楽だしね。ナビィに追加で1人分昼ご飯増やして貰うメールを送りつつ。
「場所はどうする?」
「ん〜、そのビュアさんってここら辺にいるのかな〜?」
「たぶん?私と初めて…。いや一方的にだけど…。会ったのはここら辺だよ?」
ぺちゃんこ事件の目撃者だからね!
「なら、中央闘技場南側ゲートでって送っといて〜」
あ、あそこの闘技場。中央闘技場って言うのね。初めて知ったよ。
「はーい」
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ナユカ:
わかりました!一緒に行きます!
時間は1時頃、中央闘技場南側ゲート付近でどうでしょう?
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「よし!」
ピコ!
「早っ!」
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ビュア:
それで大丈夫です。中央闘技場南側ゲート付近に1時ですね。お待ちしております。
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「それでいいって」
「なら決まりね〜!じゃあ12時までまたオーブ集めしようか〜!」
「うん!」