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ネット辞書2

  レアアース仮説


本項目には検証可能な出典が不足しているか全く示されておりません。

適切かつ検証が可能な出典を追加して、信頼性の向上にご協力願います。このタグは、2012年12月23日に貼り付けられました。



 レアアース仮説(レアアースかせつ、英:Rare earth hypothesis)とは、宇宙において、地球上で起きたような複雑高度な生命の発生と進化は極めて稀とする考え方。古生物学者ピーター・ウォードと天文学者ドナルド・ブラウンリーが発表した書籍を由来とし、〝稀な地球〟を意味する。

 この仮説において地球で起きたような複雑高度な生命進化は単なる偶然とされるが、これは高度な知的生命体の希少さを指すのであって地球外生命体そのものの希少さを指すのではない。


 物理学者エンリコ・フェルミは、宇宙年齢の長さと範囲の広大さから地球のような環境の惑星は無数にあってもおかしくなく、だとすれば知的な宇宙人は広く存在しており、そのいくらかは地球を訪れているはずだと考察した。にもかかわらず、そのような形跡の証拠が皆無であることとの事実の間に生じる矛盾を唱えたが、レアアース仮説はこの理由を説明する一つの推定にもなっている。

 即ち宇宙には、まだ地球人以外に高度な知的生命体は誕生していない可能性があるというわけである。

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