ここまでのあらすじ

長野の天文台で働くひかるは、ある日、不思議な少女・愛理栖と出会う。愛理栖の名前を探して二人で旅に出る中、多くの人々と出会い、愛理栖の幼い頃の記憶がよみがえった場所へ辿り着いた。そこで愛理栖は、「アイリス」という名前を口にした。

登場人物紹介

* 真智（まち）：明るく元気な理系女子。実験大好きで、ちょっと変わった性格をしている。

* 愛理栖（アリス）：

真智の前ではひかるといた時より幼い姿で現れる。

* 谷（たに）先生：真智のクラス担任で数学教師。天才数学者だが、私生活はちょっとだらしない。

* イワン：真智の幼なじみ。最近、和歌山に引っ越した。

* 四葉：中学生ながら凄腕の小説家。おっとりした性格で、武術の心得もある。

* クオリア：5次元人の少女。愛理栖のライバルで、強力な能力を持つ。

* 阿修羅：クオリアの親分。6次元人で、空間や自然の力を操る。