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第4話 華のみた夢①

気がつくと、華の目の前にはナシミと、その正面に見慣れない男が立っている。

男は、顔の半分を覆うほどの長くて白いひげを生やし、体格もがっしりとしていて、まるで山の神様のような威厳があった。


「おじさん、誰?」

華が恐る恐る尋ねると、男は優しく微笑む。

「僕は…、僕たちは君をずっと見守ってきた者だよ。」

男はそう言うと、ナシミの方へと向き直り、ナシミの頭に手を当てた。


すると、男の手の甲がぼんやりと光り始め、不思議な模様が浮かび上がる。




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