「どうだ、
俺は温泉から出てきた温美にそう声を掛けて出迎えた。
「そうっスね。温泉はとても素晴らしかったっス」
温泉をそのように褒めた温美だが、どこか不服そうだった。
「どうした? 何かあったのか?」
「いえ、なんでもないっス。それより
そういうと温美はスタスタと食堂の方に行ってしまった。
どうしたんだ温美は?
何か残念がっているというか怒ってるというか、様子が少しおかしい。
ひょっとして俺が「まずは俺が先に温泉に入って状態を確かめる。万が一、クマが温泉に
やはりここはレディファーストにすべきだったか……。
早く温泉に
どうやら俺は紳士的振る舞いを逸してしまったようだ。
手痛いミスを後悔したが、とにかく俺は温美の後を追って食堂に向かった。
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【後書き】
私の小説を読んでいただき、本当にありがとうございます。
(⋆ᵕᴗᵕ⋆)ウレシイデス
女性相手に限らず、同姓であっても他者に対する「気遣い」は重要ですよね。
フフフ…(≖ᴗ≖ )(意味深)
私は常日頃からそういった大人(たいじん:徳の高いりっぱな人)でありたいと思う今日この頃です。
……まあ、その道の半ば。まだまだ精進が必要ですが(汗
───それはさておき
今後も皆さまに「面白い!」と思っていただけるよう頑張ります!
(๑•̀ㅂ•́)و✧
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