喧騒の中毎日生きてると、「自分」って曖昧になっていくなーと感じるこの頃。そういう日々が疲弊に繋がっていくのかなと思ったり。
この物語を走り切る自信はなくて。
この物語は夢のように、美しいものではない。
それでもこれは確かに「自分」で「自分」だから、この物語を綴らなければいけない。どんな結末を迎えても納得がいくような人生でなければ。
あの頃は叶うかどうかより……楽しかったと思う。難しく考えないで、ただ純粋に“綴ること”を夢見てたと想うから。
大人になればなるほど現実味が増してきて、自分のいらない真実を知り朽ちてしまって。自分じゃない自分を演じてしまって、花は落ちてゆく。
今日のお昼は値引きだけど、いつもは買えないレトルトカレーを食べて幸せだった。カレー好きじゃなかったけど、今は美味しいと思えるから不思議だな。小豆も苦手だったのに、和菓子ももう、苦手じゃない。
そうやって変化してゆけるのなら、自分にもあるかもしれない。
そんな“居場所”が。
自信はないけど、そんな希望を持っていてもいいのかなと思った。
不可能が可能になったりする世の中なのだから、きっと、大丈夫だ。