肩を揉んでからというものグランダムさんはとても礼儀正しく、紳士的な振る舞いで私に接してくれるようになりました。
その所作はまさに「王者」そのもので、威光に満ち、近寄りがたいオーラに包まれながらも、万人から慕われる稀代の名君のようでした。
私はグランダムさんの男前がさらに数段跳ね上がったと思いました。
(ふぅ。やれやれ。まあヤツにバレることなく部屋から追い返せたのでよしとしてやろう)
お母様がそう仰ったので、私はお母様の寛容さに感謝しました。
(さあ、それでは聞かせてもらう。魔王の件じゃ。昨晩、魔王が部屋を訪ねてきた後はどうしたのじゃ?)
お母様がそう仰ったので、私はお母様の記憶力の良さに脱帽しました。
ダメでした……。話を反らせていませんでした……。
✿.*.。.:*:.。.ꕤ.。.:*:.。.*.✿
【後書き】
柳アトムです。ここまで私の小説を読んでいただき、本当にありがとうございます。
( ᵕᴗᵕ )ウレシイデス
ここまでのお話はどうでしたでしょうか?
(,,•﹏•,,)ドキドキ
グランダムさんは見た目は俺サマ王者ですが、しかしその実、中身は素直で聞き分けの良い熱血漢で、さらにちょっとだけ脳筋ポンコツという殿方にしてみました。
ふだんは俺サマぶってオラついているのに、身勝手が過ぎて彼女に怒られると急にオロオロするような、そんな「俺サマくん」の可愛らしさを描ければいいなと思っております。
気に入っていただければ幸いです♪
( ᵕᴗᵕ )
この後も皆様に「面白い!」と思っていただけるよう頑張ります。
( *˙ω˙*)و
引き続き宜しくお願い致します~!
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