「それでは、第四回闇鍋大会を始めます」
私は開会を宣言した。
学生時代から開催して四回目。
初回は、悪ふざけで全員が食べられない物を持ち込み、二回目はアレルギー発症者があり中止。
三回目は、例の感染症の流行で中止。
そして今回。
参加者は、私のみとなった。
みんな、仕事で忙しいらしい。