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040 当たり付き闇鍋

「それでは、第四回闇鍋大会を始めます」

私は開会を宣言した。

学生時代から開催して四回目。

ついに参加者は、私ともう一人になってしまった。

具材を入れ煮込むが、突飛な物を入れる事も無い。

「ん?」

餅巾着の食感に違和感を覚え、口の中の物を取り出すと、指輪型の飴が出て来た。

「…当たり」

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