『オタクに優しいギャル』は存在しない。
それが信じられず独自調査を続けていた。
東奔西走するが『オタクに優しい』の部分が欠ける。
「今回は何日くらい居るの?」
久し振りに帰宅すると、シャレっ気の出て来た娘に聞かれた。
「…しばらくは、居る」
『オタクに優しいギャル』は、我が家に居た。