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066 雪 動物病院

私は走った。

腕の中の、小さな存在を助けるために。

あった、ここだ。電気もついている。

雪動物病院。

「すいません、予約したものなんですが」

「診察室へ入って」

「ありがとうございます」

「小さな子。でも安心して」

「お願いします」

私は診察台の上に雪うさぎ、雪でできたうさぎを乗せた。

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