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067 絶品

さびれた町へやって来た俺は、空腹を癒すため食い物屋を探した。

やがて、さびれた町にふさわしい、傾きかけの定食屋を見つけた。

メニューを見ると『絶品しょうが焼き定食』が目に留まった。

「オヤジ、しょうが焼き定食をたのむ」

「品切れです。書いてあるでしょ?」

なるほど。

品が絶える、か。

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