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挨拶

軽やかに


力を抜いて


挨拶を


出来ている事


ふいに気がつく


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隣人の家が村人の職場になって、村人が職場へ行く前のひと時を土間で過ごすようになった。


仕事に慣れてしまえば直ぐに来なくなるだろうと思っていたが、日課になったようで、日々賑やかさが続く。


『牛のお師さん』と子供らに呼ばれるようになって、教えることにも慣れてきて。


ふいに、挨拶をする時の力が入った硬い感じが抜けている事に気がつく村人なのでした。

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