畦道あぜみちで
小さな太鼓
渡されて
女子おなごが叩く
田植えのリズム
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旅人二人は手拍子で拍子を示して、同じリズムで叩き続ける女子を見つける。
すると、団扇ぐらいの小さな太鼓を渡した。
田植えが終わるまで同じリズムを続けてくれるように頼むと、位置について植え始める。
蛙が畦道まで泳いで、女子の足元に来た。
蛙も一緒になって田植え姿を眺めているようにも見えた。
田植えが終わるまで太鼓を叩いていた女子。
二人の旅人に惚れそうになる自分に気がついていて、ドキドキしているのでした。