夕焼けが
水田染めて
美しく
清きお山で
夢が膨らむ
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雨の日は、長老が旅人二人に声をかけて座談会。
小さな車座を作り、二つの村の成り立ちを話して聞かせた。
雨があがり、田植えをした後を確認に行くと夕焼けが水田に反射して染め照らす。
宿への帰り道。
暗くなっていくお山の青さを感じながら、旅人は"祭りの話"を反芻させている様子だ。
お山の木々を見上げて、それぞれの夢を静かに膨らませていくのでした。