風車かざぐるま
くるりと回る
子のひかり
回りて廻めぐる
家族の時間
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早めに起きて、少し山を駆け回った後に竹と紙を使い風車をこさえる。
起きてきた子に声をかけて、風車を渡す。
「風と遊べる『風車』という玩具おもちゃだ。そんでほ、今さっき、こさえてみた。どうや？」
「うん？」カラカラ。
「音が鳴る、音が鳴るよ！」
と言って、眼をキラキラさせて風車で遊び始める。
笑顔で風車の音を聴きながら背中をトントンと撫でてやり、牛舎へと向かうのでした。
