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一日目:夜(~22:00)⑤

 不意にうさ耳ピエロマスクの声がして、僕らは動揺する。


「何だこの声、どっから……!?」

『下さ』

「下……?」




 たしかに、下の方から声が聞こえるが。僕が床のほうに視線を向けると、


『君たちの股間につけられている貞操帯には、爆弾の他にもスピーカーが搭載されているのさ!』


 何てハイテクな……。


『さぁ! 大人のおもちゃそれらを使って、好きなだけアナニ―してくれたまえ!』

「できるかッ!」







 股間には貞操帯。普通のオナニーはできない。当然、何日もヌかなければ性欲は溜まる一方だ。タチである僕らが我慢の限界を迎え、一縷の望みをかけて尻穴を弄りだすのを期待しているのか、この性悪ピエロは。


 なんて性格の悪い奴なんだッ……!!

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