二人目のサブヒロインは【
彼女と接触するためには
攻略は俺の目的であるが、隠しヒロイン桜木美砂に辿り着くだけなら知り合いになって仲良くなるだけでもよくはあった。
まあこれは考えても意味はない。さくさくのヒロインは全員俺のものにするのがこの世界に生まれ変わった時に決めた目標だ。
それに主人公との接触を断つ意味でも攻略は絶対に必要だった。
まだ完全に安心はできないが、
全員俺のことを生涯のパートナーにしたいと感じるほど惚れ込んでいるし、先日の
さて、
『はいはーいっ。
パソコン画面のウィンドウに映るうさ耳の美少女。
同接人数のアベレージが数万人規模。投げ銭は毎回のように数万、数十万、時には数百万にも上る。
そしてその正体こそ、俺が狙う次なる攻略のターゲット、
そう、彼女の職業とは
それも
彼女を攻略するためにはまず
その鍵となるのが
リアルの知り合いが
ネット上の繋がりを持つことになるのが
まずは
そのために必要な事と言えば、まずは……。
「
「ふにゅ? どうしたのお兄ちゃん」
ベッドの上で
俺は今日も彼女を徹底的に抱き潰し、膣内を精液でパンパンに満たした後に撫で撫でしてあげた。
仔犬のように気持ち良さそうな顔をする彼女に今後の計画に必要である事を伝えることにした。
「
「うん、知ってるよ。可愛いよね。
「ああ、そうだな」
それはそうだろう。
彼女のネームもちるるをリスペクトして「るる」の文字が入るように意識している。
「もしかしてお兄ちゃん、ルルカちゃん、欲しい?」
「察しが良くて助かるよ。まだ内緒だが、ルルカちゃんの中の人は中々の美少女でな。
「うん。
「今そのための準備を進めている所だ。時期が来たら
「うん、
「ありがとう
「えへへ♪ お兄ちゃんが嬉しいの、
初雪のような真っ白い髪を撫で撫でしながら可愛がり、
◇◇◇
俺は早速動く事にした。隠しヒロイン攻略の鍵になるイベントの日まであと1ヶ月もない。
その間に彼女と接触するための足がかりだけでも……。
さっきも言ったがゲームのイベントを阻止するだけなら、攻略をする必要は無いと考えるのが普通だ。
だがダメなのだ。そこにもう一つ、
三人目のサブヒロインと繋ぎを得る為には、
何しろ三人目は、普通の人間が偶然に接触できる立場の女ではない。
リアルに知り合いである
そのための第一手。
ゲーム内において彼女達の役割は若干意味合いが違ったが、俺の場合は美砂と親密になり、かつ主人公のフラグを潰す意味でも攻略する必要があるのだ。
「
「紹介したい子、ですか?」
「ああ。白峰
「も、勿論知ってますよ。っていうか学園の一年生で知らない人いませんって」
「そうだな。俺の女だ」
「ホントに先輩って手が早いというか、手広いというか……。
「君で6人目だな。
「うわぁ、ドン引きですよ」
なんて言いながら興奮が隠しきれないご様子の
このまま後ろから、なんて思ったが、今日は彼女に
どっちにしろハーレムで仲良くやっていくためには、こういった地道な交流がものを言うだろうしな。
◇◇◇
「あ、お兄ちゃん」
「よう
「平気。今日はナニして遊ぶ?」
「今日は
「し、白峰さん、こんにちは」
「ぁ、猫ちゃん」
「なんだ、知り合いか?」
「図書館で何度か話した事、ある」
「そうか。今日から俺の女になった
「ま、まだ霧島先輩のものにはなってないですからねっ。私は
「分かってるって」
「お兄ちゃん、理解した。今日は猫ちゃんをトロトロになるまでエッチする」
「理解が早くて助かるよ
「ひええ、わたし、囲い込まれようとしてません?」
「別にいきなり完全仲良しこよしにならなくてもいいさ。
「な、なるほど……」
「手始めに年の近い
ゲーム内ではヒロイン同士が喧嘩をするシーンってのはほとんどない。
互いが互いを思いやり、本当に良い関係を築いているから、俺のハーレムでも非常に上手くいっている。
他の五人と違って
もともと
さーて、妖精さんの力を借りつつ、
「それじゃあ今日は親睦を深める意味でスイーツでも食べにいくか」
「スイーツッ♪
「いいぞ
「は、はいっ。大好きです」
「よし、それなら駅前のカフェに食べにいこう。夕方から学園生で混み始めるから早めに行くとしようか」
「き、霧島先輩って見た目チャラ男なのになんでそんなにエスコートが上手いんですか」
「さあ? チャラ男でスケコマシだからじゃね?」
「うわ、自分で言っちゃいましたよこの人」
なんだか
良い傾向だ。なんだか