目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

第70話◇メイドさんのエッチな研修◇

 妖精さんの気まぐれで始まったエッチなメイドさん空間。


 小雪こゆき桜結美さゆみの制服がメイド服に代わり、店内から男の客が消え失せた。


 残されたのは俺の恋人メイドと店員の美少女メイド四人。


「さあまず最初の研修プレイは~~~、これだっ」

「じゃじゃんっ☆【メイドの基本はお掃除から☆ペロペロお掃除チャレンジ】でーすっ!」


 学校終わりでシャワーも浴びてない今の時間は確かに淫部に汚れが溜まっていることだろう。


 しかも今日は体育でサッカーがあったし、かなり汗も掻いた。


 メイドキャストちゃんの言うとおり、垢が溜まっている筈だ。


 あまり俺の趣味ではないが、無垢で穢れなき美少女に洗ってない体をペロペロというのも中々興奮するかもしれん。


「それじゃあどっちからいく~?」


 四人のメイドキャストさん達は実に楽しそうに二人を煽り立てる。


小雪こゆき、いく」


 まず名乗りを上げたのは小雪こゆきだ。

 いつもあまり表情を変えない彼女だが、この特殊なシチュエーションに興奮しているのか、少しばかり口角が上がっている。


「こ、小雪こゆきちゃん……ホントに嗅いじゃうんですか?」

「する……スンスン……はう♡ お兄ちゃん,

汗のにおいがする」

「クサくないか小雪こゆき?」

「クサい。でも、お腹の中が熱くなってとっても良い匂い♡ こーふんしてくる……すぅ~~~♡ スンスンッ♡」


 股間に鼻を押し付けて思い切り肺に空気を取り込む小雪こゆき

 催淫の効果で更に欲情は加速する。


「猫ちゃん、匂い、嗅いでみて。とっても興奮こーふんする」

「はうぅ……で、では失礼して……スンスン……すぅ~~、ふはぁ……、こ、これは……んふぅう~、すぅ~~、すぅすぅ、スンスンッ♡ クンクンッ♡ んっうっ♡」


 無言でにおいを嗅ぎ始め、そして夢中になっていく桜結美さゆみが可愛い。


 やはりケモミミモードになると動物的本能が強くなるのか、夢中になって股間に鼻を押しつけている。


小雪こゆきちゃーんっ、そろそろお掃除しましょうよー」


 賑やかしのメイドさん達が煽り始めた。


「は⁉ お兄ちゃんの匂いに、夢中になってた……」

「うう、遺憾ながら私も興奮してしまいました」


 二人して股間のにおいに興奮していたらしい。


 エロスキルの効果とはいえ、二人ともちゃんとエロく育っているな。喜ばしいことだ。


 何度も言うようだが、この妖精さんスキルって奴は、本人が本当にやりたくないことを洗脳で好きにさせることはできない。


 本人が本当に好きになった行為だからこそ、においをフェロモンと感じて興奮しているのだ。


 扱いは難しいが実に俺好みだ。


「お掃除、お掃除♪」

「おお……エロい」


 小雪こゆきは精一杯蠱惑的な自分を演出しようと、チャックの端っこを咥えてジジジッと下げていく。


「ぽむっ……すぅう~~~、はうぅ、お兄ちゃんの匂いが、ズボンの中に籠もってる。小雪こゆき、好き」


 ボクサーパンツの上から鼻を当ててグリグリと押し付けてくる小雪こゆきは、何度も何度も鼻を鳴らして息を吸い込む。


 合わせ目に唇と鼻先を突っ込んで、鳥が木の穴からエサを探り当てるように中身に辿り着いた。


「見つけた……んぁ♡ 汗で蒸れ蒸れ♡」


 店内の空気に晒されて心地良い清涼感に包まれる。


 一日分の汗と皮脂が溜まった溝の部分に鼻を近づけ、小雪こゆきが興奮を強くしながら舌を伸ばしてきた。


「さあさあ、お待ちかねのお掃除ですよ。小雪こゆきちゃんの小っちゃい舌で、身体中をペロペロしちゃいましょう」


 司会進行のメイドさんはノリノリである。

 なんだか妖精さんみたいなテンションだな。


◇◇◇


 エッチな音を立てながら丁寧に体の垢を舐めとっていき、右半分はすっかり唾液まみれになった。


 二人の研修ということでキッチリ半分は残すところが繊細な小雪こゆきらしい。


「さてさて、そろそろ桜結美さゆみちゃんもチャレンジしていきましょう♪ ご主人様が待ちわびていますよ」


「そ、そうですね。頑張りますっ……」


 跪いた桜結美さゆみの興奮した表情が勃起を強くする。


小雪こゆきちゃんの唾液と混じって、エッチな匂いが強くなってますぅ♡ ……しょっぱさが強くて、味が濃いですね♡」


 猫の尻尾がフリフリと左右に揺れる。


 さっさかさっさかと忙しなく振っている犬の小雪こゆきと違い、猫の尻尾はゆら~りゆら~りと左右する。


 しかし感じている感情は同じ。桜結美さゆみの方がまだまだ戸惑いは強いな。


「二人の舌で、汗と汚れ、全部舐めとりましたぁ」


「よくやったぞ二人とも。さてメイドさん、次の研修いってみようか」


「はいはーいっ! メイドと言えばご奉仕第二弾ッ。【ご主人様の為に腰振りダンスッ。騎乗位フリフリでご奉仕セックス】でーす☆」


 すると四人のメイドさん達は素早くソファを引き倒し、ベッド型に変形させて手招きする。


「メイドカフェにこんなベッドがあるなんてな」

「ご主人様の為に特別にご用意しましたー☆ さあさ。ここに寝転がってくださいねぇ」


 やっぱりこのメイドちゃん、妖精さんが乗り移ってるな。


 特殊な空間に用意されたソファベッドで横たわり、パンティを脱ぐ二人を眺めて勃起を強めた。


「はーい♪ それじゃあ私達がご主人様を脱ぎ脱ぎさせちゃいまーす☆」

「おおうっ、おいちょっとっ」


 メイドさん達四人がかりでスッポンポンにされ、股を広げて大の字に寝かされる。


 何気に美人度の高いメイドさん達に脱がされてちょっと興奮してしまった。


「せんぱい、他の女の子に色目使っちゃ、ダメですよぉ。初音先輩達が悲しみますぅ」

「そうだよぉ、お兄ちゃん、ハーレム以外の女の子にデレデレしちゃ、ダメェ」


 そこの基準値は厳しいのね。ひょっとして、妖精さんスキルってゲームのヒロインにしか効果がないのだろうか?


『そこはちょーーーっとだけ違うんですけど、まあ条件は自分で見つけてくださいね~♪』


 違うのか。手厳しいなぁ。まあいいや。そのうち実験する機会もあるだろう。

この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?