彼女達の会話はずっと
案の定俺に疑いを持って会いに来るという。
間近にあってしまえばスキルで絡め取る事ができるから、あとはなんとでもなるだろう。
まずはどういう形であれ、俺に興味を持ってくれた時点で作戦の半分は成功していると言っていい。
そして
あとは俺が実際に
我ながらかなり行き当たりばったりに見える作戦だが、女の子を絆す為に必要なのが俺を認知させること、興味を持って話をすることだとすると、ただ偶然を装って近づくよりも効果的な筈だ。
妖精さんは詳しい事を何も説明してくれないから、考えることはできるだけシンプルにしておいた方が良い。
複雑な作戦はそれだけ失敗の確率を高くしてしまうだけだからな。
やるべきことはシンプルに。
この時点ではまだ
イヤホンから聞こえる3人の会話を聞きながら、俺は
◇◇◇
「は、初めまして。小日向
「初めまして。霧島亮二といいます」
その日の午後、
案の定、
緊張した面持ちの小さな女の子。
肩に少しかかるくらいのショートボブの髪の毛は紫色。
華奢な肩と細いくびれで体脂肪率は学生時代の陸上部経験によって非常に絞り込まれている。
細くてしなやかな体付きで、背丈が小さくキツい性格。
彼女の存在をひと言で表すなら、メスガキと言ったところか。
子兎ルルカのキャラクターは可愛く元気な女の子。
完全に雪峰ちるるをリスペクトしてキャラクターを作り上げている。
「そんなに敵意剥き出しだとちょっと緊張するね。でも気持ちは分かるよ。
「そ、そんなことは……」
まさかお礼を言われてるとは思っていなかったのか面食らっている。
よし、心に隙ができた。その瞬間に【警戒心解除】の出力を高め、隙間の入り込むようなイメージで浴びせてみた。
まだパスが繋がっていないため、それほど効いているわけではない。
だが数秒前までガチガチだった警戒心がほんのりと緩み、俺への恐怖心より興味の方が強くなってきたみたいだ。
「そ、それで……
「ああ、本当だ。さっきまで別の女の子と一緒だったよ」
実際今日は
そんで路地裏でたっぷり2人に中出しを決めて、先ほど家まで送り届けてきた所だ。
今頃は膣内に残った精液の熱量に感化されて余韻に浸っていることだろう。
「
「ふむ。どうも意識と価値観の相違があるみたいだな。俺は別に
「そ、そこまで堂々と言い切るとは……。じゃ、じゃあ本当に彼女を2人も抱えて上手くいってるってわけ?」
「いや、2人じゃない」
「は?」
「
「……は? き、聞き間違いかしら? いま、なんて?」
「だから、俺には恋人が6人いるって」
「はぁあああっ⁉ ちょ、ちょっと待ってっ。情報量が多いっ」
「え、そんなに多いか?」
「しかもなにっ⁉ さゆみんも恋人ってっ⁉ さゆみん本当なのっ⁉」
「いやぁ、まあ、えっと……。まだ完全に恋人って訳じゃ」
「どーーーいうわけなのよっ!」
なんでかっていうと、そっちの方がプレイが盛り上がるからだ。
恋人もいいが、彼女のキャラクター性と魅力を最大限に引き出すのは
それでも性の快楽に溺れて逆らえなくなっていくところが非常にエロくて魅力的なのだ。
だからやめられない。
こんな器用なコントロールの仕方もできるようになったことは喜ばしいことだ。日頃の努力の
「わかったわっ! あなた
「いや、そういうわけじゃ……」
「言い訳は見苦しいわっ」
いや、ある意味で
どうやら
予定と違うがそれはそれで丁度良いや。
こういうのはどうだろう。
俺はレイプは大嫌いだが、こういうエロ同人みたいなシチュエーションはちょっと好きだったりする。
つまり女の子が徐々に堕とされていくシチュエーション。
現実世界じゃ絶対にやったりしないけど、ここはゲームの世界で、俺は妖精さんパワーを持っている。
どうだい妖精さん? エロ同人的にこういうシチュエーションは有り?
『はっはっはっ! 亮二さんも私のことが分かってきましたねっ! そんじゃあ恒例のラッキーちゃーんす☆いってみましょー♪』
やはり来たな。さてさて、今回はどんなシチュエーションになるのかな?
「どうだい
「な、なんですってっ!」
妖精さん好みのエッチな展開にもっていくとしよう。
脅しレイプは俺の主義に反するが、なーに。ちゃんとトラウマが残らないように目いっぱい『幸せ体液』で子宮の奥まで膣内をパンパンにしてあげよう。