目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

ページをめくるたびに

君は指でなぞる 紙の温度を

インクの匂いが 過去を語る


電波が消えても ここに残る

誰かの想いが 静かに灯る


速さよりも深さを選ぶ

一行ずつ、心に染み込ませる


「本なんて時代遅れ?」

ならばこの物語が

君の時間を そっと奪う

この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?