Sが8歳のとき、家族みんなで遊園地に遊びに行きました。
その遊園地のSが8歳のとき、家族みんなで遊園地に遊びに行きました。
その遊園地の帰りに起きたできごとでした。
それは、車の中でのことでした。
遊び疲れもあってか、少し眠っていました。
すると、誰かが、じっーとみているように感じ、Sは、ふと外をみてしまいました。
窓の外の山には、あたり一面の林が広がってました。
その山の林の中に女の人が立っていて、こちをみて、Sに手招きをしてました。
Sは、一瞬、時が止まったように感じました。
その女の人は、凄く色白で美人で着物をきていて、ふしぎで、吸い込まれてしまいそうな感じがしました。
その女の人が、また、こっちにおいでと手招きを、その時、Sは、ふと我に返りました。
怖くなり、お父さんに「女の人がこっちにおいでって、手招きをしてる!!」と叫び、泣きじゃくりました。
Sのお父さんは、ビックリして車を急停車し、後ろの席をみて、Sをなだめました。
そして、「もう、誰もいないから、心配ない!!」と言って、また、車を走らせ、急いでお家に帰りました。
お家に着いてから、直ぐにみんなでベッドで眠りにつきました。
Sは、小学校に行かないといけないので、ベッドから起きあがろうとしました。
その瞬間、ベッドがグルグルと10回ぐらい回転し、ベッドの上で気絶をし倒れてしまいました。
まだ、Sが起きてこないので、心配して、お母さんがベッドに様子をみにきました。
Sのお母さんは、元看護婦さんだったので、明らかに様子が変だと思い、「大丈夫?」とSに話しかけました。
Sのからだが熱かったので、手を持ち、心拍数の確認しました。
お母さんは、念の為、もう一度、、体温計で、はかりなおしました。
Sの熱は、なんと、41℃でした。
Sは、からだが怠くて、小学校を休むことになりました。
Sのこの熱は、知恵熱?なのか、原因不明のショック熱なのか、一時的な熱だったようで、1日グッスリ寝たら、次の日は、何もなかったように熱も下がり、元気に学校にいくことができました。