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第67話 夏の決勝戦


遂に、塩見洋と石黒豊の直接対決が始まる。


投手戦になる予想は、ハズレた。


洋も豊も打線に捕まり三対三で最終回を迎えた。延長戦になり決着が着かず再試合。


洋と豊は、疲労困憊。


再試合で、投げれるか分からない。


「お互い本調子じゃないな?」


と豊が洋に試合後に言ってきた。


「あぁ、そうだな。」


と洋は答えた。


監督は、頭を悩ましていた。


 塩見は、絶不調だ。明日は、途中から出そう。疲労もあるだろう。


次の日、豊は先発で出て来て躍動した。


豊の打席になると洋が出て来た。


空振り三振に切って取った。


啓太が、ソロホームランを打った。


そのまま洋がゼロで抑えて勝利した。


甲子園の出場は洋達の高校になった。


豊は、試合後インタビューで泣いていた。


啓太の頭脳が勝利した。


みんな大喜びだった。


次の日。学校で壮行会が行なわれた。


次の目標は、甲子園制覇!


「一歩、メジャーに近づきましたね?」 


と聞かれた。 


メジャーリーグなんて行かないよと心の中で舌を出した。


豊は、メジャーリーグは諦めて日本のプロ野球に進むと志願した。


啓太は、豊の投球フォーム癖を見抜いてスライダーをホームランした。


啓太が、敵だったら怖い。


俺は、檸檬の事が気になっていた。


檸檬の進路は芸術大学らしい。


檸檬が、絵の勉強をしてるなんて知らなかった。




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