パンダかアライグマのように目の周りが黒い、ちょっと個性的な顔のシニア犬ミロ。
2020年12月24日に保健所からレスキューしたのは、飼い主が認知症になり飼育出来なくなった中型犬。
この当時で14歳、2024年現在18歳で存命中。
ミロをレスキューした頃は、ラリマーの保護施設オープン2ヶ月前。
保護施設はもともとドッグサロン兼ペットホテルだったこともあり、犬の室内飼いがしやすく作られていた。
里親募集をしつつ施設で預かってもらった犬は、そのまま「犬所長」に就任することになる。
もともとトリミング室だった部屋がミロの個室「所長室」になった。
ラリマーのメンバーは猫専門で犬を飼った経験が無い人が大半だけど、散歩などのお世話を交代でしてくれている。
みんなが大切にしてくれるから、ミロは犬としてはかなり長寿である18歳に到達した。
今はかなりヨボヨボになってしまったけれど、ゴハンはしっかり食べている。
中型犬は15歳まで生きれば天寿を全うしたといえる。
18歳のミロは、どこまで生きられるのだろう?
中型犬よりも長生きしやすいという小型犬は、20歳まで生きることがある。
知人が飼っていた犬がミロくらいの大きさ(体重15キロくらい)で20歳まで生きた。
ミロも20歳まで生きられるかな?
老犬は食欲があるうちは死なないという。
今でもドライフードを食べられるミロ所長は、ヨボヨボに見えても内臓はしっかりしているのかもしれない。
保健所を出る前、ミロはフィラリア検査で陽性と診断されている。
それで、毎月モキシハートというフィラリア薬を投与し続けてもう4年。
そろそろ血液中のフィラリアがいなくなってそうな気がするけど、どうだろう?
フィラリア症(犬糸状虫症)とは、蚊に刺されて感染する寄生虫の病気。
血管や心臓に寄生し、循環器や呼吸器障害などを起こす。
命にかかわることもあるため、定期的に駆虫し、予防を行う必要がある。
フィラリアの予防薬は、フィラリアの幼虫の駆虫薬。
蚊から刺されて感染した幼虫を定期的に駆虫し、血管や心臓内で成虫になるのを防ぐ。
数匹のフィラリア幼虫であれば安全に予防薬で駆除できるが、成虫が寄生していて、体内に大量のフィラリアがいると、ショック反応を起こして命にかかわる危険がある。
フィラリア陽性とは、体内(血液中や心臓など)に寄生虫(フィラリア)がいるということ。
石垣島では陽性の犬にはモキシデック系の薬を投与する。
治療には、3~4年かかるとも言われている。
ミロは投与開始からそろそろ4年、再検査をしてみてもいいかもしれない。
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2024年8月15日、ミロは老衰のため永眠。
享年18歳、中型犬の平均寿命15歳を3年も上回る大往生だった。