2023年7月12日、緑地公園に棄てられた4匹。
首から胸元にかけて火傷のような傷を負った母猫と、生後4ヶ月くらいの仔猫たちだった。
母猫の怪我はもしや虐待か?!
怪我が虐待ではなく事故によるものだったとしても、怪我をした母猫とその子供たちを棄てることそのものが虐待だ、
仔猫でもこのくらいのサイズになると、島内で里親を見つけるのは困難。
まもなくTNR可能な年頃の仔猫たちだったので、そのままTNRに進んで地域猫になっている。
一方、母猫は怪我の治療のため抗生剤投与開始。
餌やりボランティアが病院のアドバイスを受けつつ薬を餌に混ぜて与え、治り具合を観察した。
保護せず薬の投与だけを続けたところ、傷はやがて完治に至る。
その後、母猫は避妊手術のため一時保護された。
母猫はとても穏やかで、他の猫ともケンカせず共存できる社交的な猫。
避妊手術ついでのウイルス検査はFIV(-)、FeLV(-)。
綺麗な白三毛でもあり、そのまま保護猫として里親募集に切り替えられた。
遺棄から1年が経過。
子育てから解放された母猫は、すっかりポッチャリした体型に変わっている。
施設内フリーにされ、悠々と過ごす彼女の腹には、怠惰の証として肉が付与された。
遺棄直後から比べると、もはや別猫のようだ。
しかし、このポッチャリがあまり目立たないのは、施設にはもっと上いく
「さくら」という仮名をもらった母猫は、今日もノンビリゴロゴロ暮らしている。
現在、里親募集中!
まだ若く、1歳半~2歳くらいの猫。
ノミダニ駆除済、検便駆虫済
ワクチン接種済
猫エイズも猫白血病も陰性
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さくらはその後東京へ空輸、里親希望がきて譲渡になりました。