「カラスに襲われた仔猫の相談案件」①~③のその後。
保健所に収容されミルクボランティア行きとなった乳飲み子4匹の母猫。
シャム風の猫がその母猫です。
母猫は去年産まれた1歳未満の若い猫です。
キジ白はその兄弟。
去年産まれて1年も経たぬ間に子供を産む、それが野良猫の繁殖。
仔猫を失った母猫は、既に発情が始まっていたようです。
今まで見た事の無い茶トラに追い掛け回されていたとの事。
メスがオスに追い回されたりマウントされたりした後には、妊娠・出産が続きます。
避妊去勢手術をしなければ、野良猫たちは繁殖し続けます。
結果生まれる仔猫が、カラスに襲われたり病気になったりします。
今回の相談も仔猫を保護するだけなら、3ヶ月も経たぬ間に次の仔猫が産まれてしまう。
母猫とその兄弟は、これからTNRの避妊去勢手術を受けます。
今朝9時半に病院へ預けに行きました。
※追記:記事は2023年7月7日のもの、現在は手術完了
【TNRの流れ】
①餌やり人が猫を捕獲する
②預かりボランティアが猫を預かる
③搬送ボランティアが病院へ送迎する
④病院で避妊去勢手術・手術済の目印「さくら耳」にする
※オスは右耳、メスは左耳の先をV字型にカットします
⑤手術が済んだら搬送ボランティアが迎えに行き、預かりボランティアのところへ届ける
⑥抗生剤を投与する期間、預かりボランティアが保護して投薬する
⑦抗生剤の投与が終わり、健康に問題が無ければ元の場所に猫を返す