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第17 話 2周目12歳③

次の日は、さくらちゃんの呪いの手紙で6年生は恐怖とひやかしで大騒ぎになった。

各クラスに1人手紙を出したみたい‥‥‥‥‥。

また、犯人だとバレなければいいけどな!!

維は自分が貰ったんじゃないのに‥‥‥‥怖がってる‥‥‥‥。

フッ。怖がる維もかわいいなぁ。

「維?大丈夫か??」

「光司くん‥‥‥‥‥‥。呪われたらどうなるんやろ??事故とか合わんよな。」

「大丈夫や。あんなん誰かのしょーもないイタズラや!!」

「ほんまに?」

「うん。」

「光司君って時々‥‥‥‥騒がんよね。呪いの手紙なんて‥‥めっちゃ騒ぎそうなのに‥‥‥‥‥。」

うん。犯人知ってるからな。ってか、時々って何?俺‥‥‥おっさんやのに‥‥‥ほぼ毎日、小学生とはしゃいでるんか??ヤバイおっさんやん!!

「えっ。呪いなんかあり得へんからな。えぇか?コレが殺人予告とか爆破予告やったら騒いでる、あり得るから!!」

「へぇー。なるほど。」って‥‥‥急に、桜ちゃんが入ってくる。ってか‥‥なるほどじゃないねん!!

犯人が何を言ってるねん‥‥‥‥‥‥。

また、いくじーの説教が始まるやん。長いよな‥‥‥‥。いくじーはおじいちゃんやから説教がやたら長い。

はぁァァァ。桜ちゃんを見ると‥‥‥‥何?みたいな顔してる‥‥‥‥‥‥‥。何?じゃないわー!!!!!!「まぁ〜。維?誰かわからんけど、誰かのイタズラや!気にすんな!!」

「‥‥‥う‥‥‥ん。」


「光司君!」

「うん?」

「ゴールデンウィークにキャンプに一緒にいくの知ってる?」

「あぁ。オカンが言ってた!」

「たのしみやね。」

「おぉ。あっ!兄ちゃんも来るから!」

「‥‥‥‥‥‥うん。‥‥‥‥‥」

アレ?兄ちゃんを気にしてるんじゃなかったのか??アレ?なんか気まずい雰囲気になったけど‥‥‥‥なんで??

「‥‥‥‥‥。維!!魚釣りができるらしいで!!めっちゃ釣ろうな!」

「うん!」

「餌つけれるん?」

「虫?ムリかも‥‥‥‥。」

「まかせとけ!俺がつけたるわ!!」

「うん!!」

はぁ〜。機嫌がなおったーセーフ!!!

維の機嫌のスウィッチが、よう、わからん!!なんなんやぁァァァ。

いくじーが教室に入ってきて‥‥‥やっぱり説教から始まる。

して良いイタズラとあかんイタズラがあるらしい‥‥‥‥。えっ!!いくじー、して良いイタズラがあるなんて‥‥‥‥イタズラは全部、アカンのんちゃん?!

そして毎回あるコレ!コレで正直に言うやつおるん??一周目から思ってたけど、誰もいわんやろ??する意味あるんかな??



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