次の日は、さくらちゃんの呪いの手紙で6年生は恐怖とひやかしで大騒ぎになった。
各クラスに1人手紙を出したみたい‥‥‥‥‥。
また、犯人だとバレなければいいけどな!!
維は自分が貰ったんじゃないのに‥‥‥‥怖がってる‥‥‥‥。
フッ。怖がる維もかわいいなぁ。
「維?大丈夫か??」
「光司くん‥‥‥‥‥‥。呪われたらどうなるんやろ??事故とか合わんよな。」
「大丈夫や。あんなん誰かのしょーもないイタズラや!!」
「ほんまに?」
「うん。」
「光司君って時々‥‥‥‥騒がんよね。呪いの手紙なんて‥‥めっちゃ騒ぎそうなのに‥‥‥‥‥。」
うん。犯人知ってるからな。ってか、時々って何?俺‥‥‥おっさんやのに‥‥‥ほぼ毎日、小学生とはしゃいでるんか??ヤバイおっさんやん!!
「えっ。呪いなんかあり得へんからな。えぇか?コレが殺人予告とか爆破予告やったら騒いでる、あり得るから!!」
「へぇー。なるほど。」って‥‥‥急に、桜ちゃんが入ってくる。ってか‥‥なるほどじゃないねん!!
犯人が何を言ってるねん‥‥‥‥‥‥。
また、いくじーの説教が始まるやん。長いよな‥‥‥‥。いくじーはおじいちゃんやから説教がやたら長い。
はぁァァァ。桜ちゃんを見ると‥‥‥‥何?みたいな顔してる‥‥‥‥‥‥‥。何?じゃないわー!!!!!!「まぁ〜。維?誰かわからんけど、誰かのイタズラや!気にすんな!!」
「‥‥‥う‥‥‥ん。」
「光司君!」
「うん?」
「ゴールデンウィークにキャンプに一緒にいくの知ってる?」
「あぁ。オカンが言ってた!」
「たのしみやね。」
「おぉ。あっ!兄ちゃんも来るから!」
「‥‥‥‥‥‥うん。‥‥‥‥‥」
アレ?兄ちゃんを気にしてるんじゃなかったのか??アレ?なんか気まずい雰囲気になったけど‥‥‥‥なんで??
「‥‥‥‥‥。維!!魚釣りができるらしいで!!めっちゃ釣ろうな!」
「うん!」
「餌つけれるん?」
「虫?ムリかも‥‥‥‥。」
「まかせとけ!俺がつけたるわ!!」
「うん!!」
はぁ〜。機嫌がなおったーセーフ!!!
維の機嫌のスウィッチが、よう、わからん!!なんなんやぁァァァ。
いくじーが教室に入ってきて‥‥‥やっぱり説教から始まる。
して良いイタズラとあかんイタズラがあるらしい‥‥‥‥。えっ!!いくじー、して良いイタズラがあるなんて‥‥‥‥イタズラは全部、アカンのんちゃん?!
そして毎回あるコレ!コレで正直に言うやつおるん??一周目から思ってたけど、誰もいわんやろ??する意味あるんかな??