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第14話 未来④

次の日の朝。

はあぁぁぁぁー。良く寝た。こんなにスッキリした朝は久々。ここ数年‥‥‥‥満たされずモヤモヤしている事が多くがむしゃらに働き疲れて寝る。そんなカンジの毎日を繰り返し‥‥‥稜輝が羨ましくて仕方がない毎日だった。

昨日、龍輝に会って龍輝の気持ちも確認出来たし〜どさくさ紛れてキスも出来たし〜心が満たされた。

心が満たされる事が‥‥‥こんなに良いものだと初めて気づいた。

良い朝を迎えた!!早めに出て1階のロビーで龍輝を待とう!!

エレベーターが最上階に上がり降りてくる。最上階には俺と龍輝しか住んでいない‥‥‥‥龍輝が降りてくる。

「よっ!おはよう!」って声をかけるも龍輝の顔をみてビックリする。最強遺伝子のおかげ何とか保たれてはいるが‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

100年は眠れない顔してる。

はぁ~。キスはしたらダメだったか‥‥‥‥‥。そのモヤモヤしたカンジ。良くわかる。昨日までの俺もそんなもんだったし‥‥‥‥‥。ダメだ。龍輝にも心から満たされてほしい‥‥‥‥‥‥‥。

あっあァァァ。好きなんかな?やっぱりちがうかな?みたいなやり取りをゆっくり楽しみたかったけど‥‥‥‥龍輝の心がやすまらない方が一大事。

すぐにぶちゃっけた。


ただ‥‥‥‥‥中学生から好きだったというと‥‥‥‥天使のような小学生に好意を持っていた事がバレて恐怖感があるかと思い‥‥‥‥‥‥。高校の時からって言った。


龍輝は固まった。信じられないのと‥‥‥‥会社の事があり受け入れてはいけないと考えたのだろう。


2人だけのヒミツにすれば問題ないと誘導した。今の所はそれが良いと判断した。


龍輝が可愛いすぎて‥‥‥‥ちゃんと「好きだ」と言わせた!!たまらん。


はあぁぁぁぁー。もう、あんなチュっとあたっただけのキスでは我慢できなくなっているーーー。


ゆっくり慣らしてあげたかったが‥‥‥‥‥‥‥たぶん俺の我慢がもたないだろうな‥‥‥‥‥。驚かせずにでも急ぎで‥‥‥‥‥交わっていきたい。


運転手と挨拶をかわして車に乗り込む。

車に乗るとさっきの雰囲気からガラっとかえて仕事の話をする。

全ての部門の課題と打開策が練ってある資料をタブレットでみせる。


稜輝からこの運転手は信頼できる。と言われているが‥‥‥‥‥警戒し、運転手には聞こえない声で「稜輝が考えた。」っと言う。それで良かったのに‥‥‥‥龍輝が稜輝に憧れ感を出すのが許しがたく‥‥‥‥自分も考えたと自分アピールをしてしまった‥‥‥‥‥‥。

本当に考えたが、普段なら絶対にアピールなんかしないのに恥ずかしい。


龍輝の手を触れると照れていく。かわいいすぎる。


けど‥‥‥‥‥‥

もっとすごい事をしたい。コレぐらいで照れる龍輝を早く慣らせなければ‥‥‥‥‥‥‥‥っと思い‥‥数秒、目を閉じて意識を仕事にもっていく作業をした。






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