日本全国で語られる怪談、
都市伝説に登場する怪異を指す。
その名の通り、
看護士姿の亡者であり、
深夜の学校や病院に
車椅子を押しながら出現する。
生者と出会うと、
車輪を軋ませながら
どこまでも追いかけとり●す。
また、被害者をトイレの
一番奥の個室などに追い詰め、
個室を一つ一つノックし
「いない・・・ここにもいない・・・」
などと不気味につぶやくという。
直前になって気配を消すため、
助かったのかと被害者は
安心するが
それは油断を誘うための罠。
話の最後には、
亡者はドアの上部の隙間から
被害者を見おろしていたという
凄惨なオチが待っている。
亡者の正体については戦時中、
空襲による負傷者の看護に忙殺されていたという説があり、
話によっては二人組で登場するケースもある。