「女神さまは、優しすぎる。魔族の連中何かにも愛を説いてやがる。」
「そうだ!あんな連中何か滅ぼせ!」
「地上は、われら王国が支配全きなんだ。」
「他の国々も王国が支配するんだ!」
王国民は自分達が優れており、他国を見下し、全ては王国が支配する事を望んでいる。
「宰相よ。全てが順調の様だな。」
「王様。長年の教育のたまものですよ。
今の王国民は、他国を見下してこの世界は自分たちの物だ思い込んでいます。
計画通りです。後は、勇者召喚の為に邪魔をする女神をどうするかですね。」
「何か良い案は無いか。」
「御座います。勇者では無く、女神を騙して他の方を召喚するのです。お任せあれ!」
「判った。では、早速召喚の準備を始めよ!」
召喚が行われて、召喚された方の突然の攻撃で女神は茄子術も無く倒れた。
神界でクーデターが起こったのである。
「我は召喚された異世界の神である。
これより我がこの世界の神として支配する。争え!殺せ!欲望のままに生きよ!」
「宰相よ。今度の神様は凄まじいな。」
「ええ。何でも勇者と同じ世界の神様だそうで、何をやっても干渉しないそうですよ。」
「それは良い神様だ。我々の好きな様にやろうでは、無いか。」
「兵士達よ、進軍を開始せよ!」