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第175話 1日の始まり

「おはようさん。」

「おはようございます。今日も良い天気ですね。」

「本当に清々しい青空だよ。こんな日は、家でゆっくりとしていたよ。」

「仕事頑張って下さい。」

穏やかな挨拶

町は賑わいを見せ、朝が始まった。


市場で野菜と朝食を買い、新鮮なミルクを用意して朝食が始まる。

奥の部屋で子供たちのはしゃぐ声が心地良い。

朝日がカーテン越しに爽やかな1日を約束してくれる。


朝の爽やかな時間は終わった。時計が仕事の時間を無情に知らせる。


「さーて。俺も準備するか。さぁ!今日もがんばるぞ。」

厳つい顔を無理に作る。

「気を付けてね。」

「今日は、早く帰るよ。」


恐れを感じるメーク。重々しい棍棒を持ち、森の中に入る。

「グガーア!」


仕事に勤しむオーガーの一日が始まった。



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