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その世界でただ一人、最強の最古参の黒の”人間”

愛を知り。

人間を知り。

白と黒の関係値の大切さを知り。

家族と思う者たちを捨て置けない。

常に悩み、悲しみ、笑い、怒り、喜怒哀楽がきちんとある、ただの人間。

それでありながら、最強の黒組織のボス。

長く黒同士として対峙した者は、ただの人間ではない力を持つ。

また、物を与えられていた。

その中で、唯一の、ただの人間。

部下と同等の物を扱いながら、ボスとしてあり続ける。

それがヴァンダーマー。


長くボスを隣で見たからこそ、ボスの失ったものとボスの存在という強さと儚さを知る堕夜君の一人語りRPは、滅茶苦茶泣いた。


今年の見送りは、あまりにも多い。

常に見送る側であったが。

過去、そうであったとしても、あまりにも多く、期間が短い。


それでも、たくさん仲間がいるから。

どうか幸せに過ごして。

いつしかヴァンさんが言ったように。

花火となって。

「いい人生だった」

そんな言葉を残して空の美しい鳥の華となってほしいな。



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