”SHOWTIME”
この言葉が観測者全員の胸に刻まれると共に、歴史となり、記憶として強く残る映画のワンシーン。それは今まで作り上げた物語があるからこそ誰もが目を離せなくなった花火。いくつもの悲しみと涙と感情をボロボロ溢れさせたけど、改めてその全てのストーリーを飲み込むと大変美しいものだったと改めて思いました。
涙がずっと止まらなくて途中で寝てしまったけど、何故か堕夜君の声だけ聴いていたくて私は寝転びながら堕夜君の声を聴きました。
ヴァンダーマーのステージが終わった後の視聴者数、殆どが助けを求めるように堕夜君に流れ込んでいく様子が、彼はヴァンダーマーにとって最高の息子だったと認める人が多かったのだと改めて思って、私は、幸せな気持ちで寝ました。
改めてアーカイブを確認したら、ご本人様は裏が大変だったご様子だったことが大変残念でしたが、それは裏を返せば、ヴァンダーマーのストーリーにとって重要人物で、誰も変えられない物語を唯一変えられるような存在感が『堕夜だよ』だったという意味でもあるなと感じました。
そして、雛鳥たちが配信を閉じて放った言葉。
「ありがとう」
そっか、やっぱり知っていたんだね、とまた何度も涙を流しました。
街の中では誰にも知られず孤独に散ったように感じますが、魂の奥深くにはしっかりと刻み込まれ、心の準備が整っていたのだと感じて、そこにまず安心しました。
覚悟が決まっているなら、鳥たちは大丈夫。
永遠のボスとなった偉大な男のバトンを「はい、確かに」と泣きそうな空気を漂わせた笑みを浮かべてしっかりと受け取ってくれているだろうって、感じました。
ずっと『バッドエンドになる』と決まっていたヴァンダーマー。
でもそれは、バッドでありバッドじゃない。
残された物たちが落ちてきた羽をバトンとして受け継ぐ、エンドじゃない花火だった。
また撃ちあがる、何度でも。
弾を込められて、打ち上げられる。
鳥たちが残っている限り。
鳥たちが、ボスを忘れない限り。
永遠に飛び続ける不滅の鳥となったのが、ヴァンダーマー。
美しかった。
華々しかった。
綺麗だった。
宝物を握りしめ、手放さず。
MOZUと宣言して空へ飛び立った百舌鳥。
終わらない。終わっていない。
彼が愛する、可愛い鳥たちがいるから。
たくさん泣きました。
まだ涙は止まらないでしょう。
何度も流れてしまうでしょう。
でもそれは、それだけ夢中にさせてくれたストーリーを作り上げた彼らがいるから。
託されたバトンを握りしめ。
羽を広げた鳥たちは。
どんな飛び立ちを見せてくれるのか。
楽しみにしながら、これからも観測します。
悪役を長く長く演じきったヴァンダーマー様へ。
congratulation
You are the undying champion.
I cherish your presence in this world.
大好きです!!!!!!!