高校近くの居酒屋さんに入る。「なみ!」手を振って皆の所に駆け寄る。
「「元気だった?久しぶり〜!」」皆が一斉に聞いてくる。「元気だったよ。久々!会えてうれしい〜」
誠を探すがいない。来ないのか‥‥残念だな。
仕事で少し遅れて居酒屋に入る。
「お疲れ〜」っと声をかけられるが「おー」っと適当に返事をしながら、なみを探す。あっ。いた。変わってない。ってか大人なかんじがありキレイになってる。緊張をしているのが顔にでないように落ち着いてるようにみえるように席を移動する
「よっ。久しぶり。元気だったか?」はぁ〜緊張する。声かけたぁ〜〜。
「誠!探したらいなかったから来ないかと思った。会えてうれしい。」っと‥‥‥「うれしい。」っと頭の中で何回もリピートされる。「仕事がおした。」「そっか。大変?」「ううん。普通。」「夢をかなえたんだね。10年ぐらい遅くなったけどおめでとう。」「おー。ありがとう。」消防士になりたかったのを覚えてくれてた。うれしさをおさえて
「どこに住んでるの実家?」
「ううん。実家の近くに娘と住んでる。」
「そっか〜名前は?」
「えっ!なみ。」
「知ってる。娘の?」
「あ〜。さらっていうの」
「かわいい名前だな。会いたいな〜。」ヤバっ本心が‥‥‥
「えっ!!うん。今度会わせるね‥‥‥」
「まじ?」
「うん。子供好きなんだね。」
なみの子供だからよ。わかってない。
「知ってると思うけど私は離婚したてなの。誠は結婚してる?」
「してない。彼女もいない。」
「そっか〜。じゃ〜今度、さらを見に来て。」