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第22話 いけないお嬢様達のみ・だ・ら・な・妄想?


数日後

お城でお仕事中の若い女官たちが噂話をしていた


「先日の騒ぎを覚えている」


「反乱者どもの一団が城に 攻めてきて

地下牢の囚人をたくさん、連れさったって話でしょ 大変だったわ」


「うんうん そうよ大変だった びっくりした」


「お城に白い砂で出来た 虹のようなものが掛かって

怒号と共に、反乱者の一軍が攻めてきて」


「すぐに出て行ったけど、こちらは右往左往よ」「うん、そうよね」


「その中でも、反乱者の若い娘が

とても強くて 一度に数十人の兵士がなぎ倒されらしいね 」 

「可愛い美人ちゃんだって」

「あ、私ちょっとだけ見た」「本当?」


「あの美貌の彼ナジュに似てたらしいという噂もあるけど 本当かしら」

 (実は妹ちゃん・だった)  


「でね、反乱者達は城の深層にまで押し掛けて 

どうやら、美貌の彼を拐うつもりだったみたいね」「まあああああ」

一斉に娘達、女官達は顔が赤くなる しかも、とても嬉しそうだった。


「美人だもね、拐われたら きっと彼らに ・・・」

その言葉に ドキドキの・・い・け・な・い想像が止まらない・・ようだった。


「何、 赤くなって、うっとり変な想像してんの?」 


「やぁね、そう言う貴女だって同じように考えたでしょう・・」



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