【バイキング・オブ・カリビアン】
著:黒猫ジャック
出版社:ネオペイジ書房
発売日:20XX年07月07日
あらすじ:
ある日、狩りから戻ったジャックは、街に入った途端に”野菜泥棒“の汚名を着せられてしまう。理由は『貧民街の住人だから』と言うメチャクチャなものだった。
しかしその場に居合わせたカルロスとミゲルの二人は、ジャックが犯人でないと主張し、協力して野菜泥棒を捕まえる。ジャックはお礼になにか手伝える事がないかと尋ねると、二人は『助けたい人がいる』と言ってきた。
水魔法を習得したジャックは、正体を偽って国王バルバトスの懐に入り込み、カルロスとミゲル、貧民街の住人と協力してアン王女を救いだし、グラナドの船で逃亡。バルバトスはブラック・サファイア号でジャックたちを追いかける。
グラナドに向う途中、アン王女が
彼らは、海底城の近くに住み着いたクラーケンのせいで生活が脅かされ、『クラーケンを討伐してもらう約束』で、バルバトスに加担していただけだった。
バルバトスに追われ、大時化にみまわれ、ボロボロになった船でいつしか地図に無い小島にたどり着く。そこには石造りの遺跡が広がるが、入り口は開かず途方に暮れてしまう。
バルバトスに追いつかれてしまった一行は、遺跡の中にある闘技場で雌雄を決する事となり、ジャックはバルバトスを倒す。辛勝だった。
バルバトスの流した血が闘技場の紋章に溜まると、遺跡は扉を開いた。闘技場で流れる一人分の血が、扉を開く鍵だった。
ジャックたちは遺跡の奥にある千年紀の財宝を手に入れ、ブラック・サファイア号でグラナドへ帰還する。
その後ジャックは、グラナド王から貴族の称号を与えられ、海賊の国へと戻る。国王を失った海賊の国は、グラナド王国が間接統治を続けたが、ジャックの成人と共に彼が統治する事になった。
そして、両国の婚姻によってひとつの国となり、末永く栄える事となる。
~END~