必殺仕事人!という雰囲気で、時代劇が好きな人には確実に刺さる題材と登場人物です。
メインは「宵守」を名乗る3人の漢。
3人ともキャラが違うのですが、私はすぐに源太郎兄さんに夢中になりました。
主人公らしい、クールで言葉少なく、けれどみんなを引っ張っていく色男!
大好きです!
伊助くんも年下キャラとしていいアクセントになっていて、魅力的な女性キャラと積極的に絡んでいくことで寡黙な宵守三人衆(灯火三人衆)の中でキラキラと輝くようです!
ある日の夜にいつものように夜警に出ていた三人が出会う米問屋の美女と、馴染みの勝ち気な女の子に、最新の方では背景のありそうな意味深美女まで……女性キャラまでみんな魅力的で、時代劇と言えば美女!とワクワクします。
魅力的な男性陣(親方も好きです!)と、三者三様なヒロインたち。
そして阿片という危うい単語……あーこれこれ!と時代小説の醍醐味を味わえます。
表紙と本編を繰り返して見ることで行灯を持って本編を読んでいる気持ちになれるのも、おすすめの読書法です☺️