帰り途中、、。
彼の服を掴むつもりで、手を掴んでしまったっ!が、彼女も彼も気にしていない様子。と
いうより、気づかないふたりの似ている仕草。
ふたりの特徴かもしれない。変に似ている。
仕草である。
「かわいい、かわいい。悩むほどかわいい。」
さっきの席取りをバカにした教師の、孫だ。
「つまり」つまり、関係のない人物であると
いうことだが、後輩の生意気は、叱った方が
いいか....。宿敵だ。しかも奴は、、。
様子を見る。あっと!!!来やがったっ!双子風情が、私の邪魔をさせてたまるかっ!!と、思った、私の心が動き出す!その手を、放さずダッシュして、ふたりで走った。
そのときの手は、阻むことすらなく、自然と
動いていった。
なぜだろう?
…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー....
「ここなら、良いかな。」
「好きなんだ。」
「へ?」
「キミのこと。」