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第7話 サイト毎に需要がないジャンル

 最近、BLを書き始めました。

 ※二年前の話です。

 BL、昔から好きでしたが、オリジナルでは書いたことがなかった。きっかけは、コンテストです。広告イラストが可愛かったから「書いてみよっかな」と軽い気持ちで書いてみました。


 正直、何も考えていなかったので、キャラから世界観から全部一から起こしてストーリーラインを考えて。

 二ヶ月くらいで10万字、ギリ間に合った。自分、よくやったと思う。

 ランキングには最高で16位、最終的に30位に入ったから、自分的には大満足です。入賞はしなかったけど、処女作としては上々です。


 で、ここからが本題です。

 BL系のコンテストするくらいだから、カクヨムでもソコソコにBL需要があるのかな? と思った。

 そんでまぁ、自分も今、BL脳になっている訳だし、もう一本くらいBL作品書いてみようと。

 コンテストに応募した作品が『異世界ファンタジー』系だったので、次書く話は『現代ファンタジー』にしようと思いました。

 何故か。現代ものを書くのが恐ろしく苦手だからです。

 だって時代劇作家だもの。言葉の使い方から倫理観まで違うもの。

 でもねぇ、何時までも苦手とか言ってんのもねぇ。一回くらい書いてみるか、好きなBLなら苦もないだろ。とか思いましてね。


 そんでまぁ、今もその『現代ファンタジーBL』を書き続けている訳ですが、恐ろしいほどPV伸びない(笑)。

※『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』。ネオページさんでも連載してます。

 ジャンル設定間違って「現代ファンタジー」に置いてあります。後々変更できないって辛いね……。

 今現在のネオページでのオープンは10万字弱ですが、既に110万字書き上がっている未完作品です。

 fujossyの第四回fujossy小説大賞で二次選考まで残りました。嬉しすぎる。ありがとうございます。


 まぁ、アレです。

 カクヨムではウケないジャンルの掛け算をしてしまった結果です。

 異世界ファンタジーに比べて、現代ファンタジーは作品数も少ない。

 カクヨムでウケる現代ものは、ダンジョン系やVRMMO系が主だし、何よりBLって需要ないですね、ハハハ。

 他のBLサイトにも同じ作品アップしてるんですが、PVの桁が二つくらい違います。

 びっくりしたけど、当然かなとも思いました。

 他のBLサイトではR18含む話もアップしてるけど、カクヨムではソコ非公開にしてるから。

 理由は、それだけじゃないと思うけれども。


 今、書いてる『現代ファンタジーBL』は異能バトルを含む頭脳戦、展開はミステリーって感じなので、BLじゃなくてブロマンス系やバディ系の要素強めにしたら、少し違ったかもしれませんが。

 それでも恐らくカクヨムより「なろう」の方がPVは付く話だろうなと思います。

※実際、「なろう」の方がウケるし嬉しい感想もいただく機会が多いです。ありがとうございます。


 何となく、カクヨムはウケるジャンルの固定化が激しいというか。他のサイトに比べて、既存の人気ジャンルが強すぎる傾向はある気がしますね。

 他サイトで新ジャンルが開拓されて、それ系を書く人がカクヨムにも現れてようやく読まれ始める、みたいな。

 つまり出遅れている。

 モフモフとのんびりスローライフ系とか、転生〇回目の~とかは「なろう」の方が早かったしね。

 カクヨム発信の新ジャンルってあるのかな? 思いつかないな。


 BLに関しては、あんまり参考にならんジャンルなので、カクヨムに需要がなくても納得しかない。元々、閉鎖的な世界であるのは事実で、一部の一般向けに開かれたソフトなBL? が物珍しさで一般人にウケてる、程度にしか思っていません。

 だからカクヨムのコンテスト応募作品はソフトなBL書きました。


 まぁね、BLに限りませんが、基本になるストーリーラインがちゃんとしてて、かつ、面白くないとPV増えないのは確かです。

 どこのサイトも同じですけどね。

 BLだって濡れ場さえあればいいって訳ではない(笑)。


 読者層にもよるのかもしれませんが、カクヨムは読者が若いですからね。母体がカドカワだし、そういう感じなんでしょう。

「なろう」はカクヨムに比べると年齢層が幅広いなと思います。ちょっと大人向けの作品(Rに限らず)をアップするなら、カクヨムより「なろう」をお勧めします。

 そういうのも考えながら作品を書くと、PVたくさんつくと思います。


 全然考えずに書くのもアリだと思うので、PVに拘らずに、書きたい話を好きに書き殴るってのもいいんじゃないでしょうか。

 私は今、そんな感じで、特にPV伸びませんが、毎日楽しく書いてます(笑)。


 まぁでも、それだといずれモチベが下がるので、「ウケる話を書いてみよう」というトライ企画でも、気が向いたらやってみようと思います。

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