目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

第2話 パーティーを作ったが結局最弱

「はぁはぁ、もう限界だ、チェリー?お前は荷物持ちでしか活躍ができないのかよ、ゴブリン1匹しか倒せなかったんだけど?!」 チェリーに迫る 

「仕方ないだろ、そもそもステータス平均以下のやつがステータス平均以上の私にその態度とは、何様だ?」 チェリーの頭を軽くチョップする    「お前だよ!誰がお前の宿代とご飯を払ってると思ってるだ?この俺がいなかったらお前は干からびてるぞ!」チェリーの手を引っ張る

「さぁ、ゴブリンの元に向かうぞ」    だがチェリーが抵抗してくる

「ま、待て!もう限界だ!今日は薬草を取ってこよう!これ以上は身が持たない~!」 仕方なくチェリーを抱き上げて連れていくことにした

「よいしょ、軽…」  チェリーは顔を真っ赤にして僕を叩いてくる

「ば、バカ!女の子にそう触るな!ど、どこ触ってるんだ!」  僕はチェリーを抱っこしているが地味にお尻を触っている、仕方ないだろう、

「は、離せよ!もうゴブリンのとこにはいかないし!あと手つきがいやらしいな!お前は!」   無言で連れていく、   3分後

「着いたぞ、ここがゴブリンの巣、魔法の準備を頼むよ」 チェリーは頬を膨らませてる

「お前はさっきのを無かったことにできると思うか?」  「後で何か買ってやるから(大嘘)」  チェリーは目を輝かせて

「ほ、本当か?!ありがとう!(大声)」         

「おい!色々とバカかよ!」チェリーを抱き上げて必死に逃げる、  今日も薬草を売って何とか宿代とご飯を払えました、その夜

「ん~、やっぱり寝てるチェリー可愛いな~」 そんなくだらないことを言っているとステータスカードが光った

「うぉっ?!(大声)」 チェリーが飛び起きた、僕は思いっきり蹴り飛ばされた

「うるせぇ!ぶっ飛ばされてぇのか?」 

「もう、ぶっ飛ばされてるよ…そ、それよりもこれ見ろよ!や、やっぱり僕にも主人公適正が…」 チェリーは驚いた表情をしてる

「あ、あんた、まさか…ステータスカードの仕組みも知らないの?」 

「え?ステータスカードの仕組み?」  

「うん、ステータスカードはレベルアップした時とかスキルを覚えられる時に光るんだよ?」 

「なんだよ~、でも何を覚えたんだ?」  ステータスカードを見る

「ん?スキル、モブ?!な、何だ…このくそスキルは…」

チェリーはバカにするように話した

「へぇ~こんなのも知らないんだ~、もしかしておバカさん?散々私にバカって言ってきておいて、悠真がバカだったなんて~、笑えるw、そのスキルはゴブリンが持つスキルだね  これ、常識ね?」 チェリーの態度にムカつきながらもなぜゴブリンのスキルを覚えたのか疑問になる

「ん?でもなんで、ゴブリンのスキルを?チェリーは何か分かる?」

「知らないよ、自分で考えたら?」

「考えた結果分からないから聞いてんだよ、でもチェリーも分からないのか…ふっ、役立たずだな…」

「おい、聞こえてるからな?悠真?いや…チンパンジーか…」

「聞こえてんだよ、バカ女が、それよりも本当に謎の現象だな、やっぱりチートスキルがあったのかな?」


次の日、

「よし!今日は雑魚モンスターしか沸かないと言われてる湖に行くぞ!」

「はぁ~、めんどくさいから、いやで~す。」

「あっそ、ちなみに宿代もご飯を食うお金ももう、無いからな?チェリーの気持ちも分かるけど暮らすためなんだよ、いくぞ」 チェリーを抱き上げて無理矢理連れていく

「離せ~、私は今日は休みだ!毎日毎日こんなことばっか…」    3時間後

「はぁはぁ、はぁはぁ、よ、ようやく着いた…はぁはぁ、くそ、誰かさんがわがまま言わなければ1時間で着いてたのになぁ?」 チェリーを見る

「な、何だよ、別に良いだろ!と、ところでここにいるモンスターは何なの?」チェリーは話題を変えようとしてる、俺は仕方なく今日は許した

「ここにいるモンスターは基本ゴブリンだ、あっちの方にいると思うから、行こ?」  歩いていくと普通のパーティーが何人か死んで、頑張ってようやく倒せるモンスター、オークがいた、

「え………な、何で…、チェリー!逃げるぞ!」 チェリーはもう逃げてる     

「お~い!置いてくなよ!」  スキル逃げ足を発動した

1時間逃げ回った結果何とか逃げれた、

「はぁはぁ、はぁはぁ、チェリー…俺を囮にしたよな?」 カードが光る、

俺とチェリーも含めて大声で驚く「うぉっ?!」

オークがこっちにきた、2人は必死に逃げる

「バカが!最悪だー!」

10分後、

「はぁはぁ、はぁはぁ、悠真?美しい私にこんな重労働はよくない!」

「安心しろ、お前は美しくない、性格終わってるからな!」   さっき光っていたステータスカードを確認する、

「こ、これは…オークのスキル、怪力と忍耐力…よし、チェリー、オークの倒す方法が思いついたぞ!」  

「まずはオークの気を俺が引く、そして湖に走ってオークが攻撃をした瞬間にスキルの忍耐力と怪力を発動する、その内お前が後ろから上級魔法を当てろ、そしてオークを湖の底に沈めて湖を凍らせて、ぶっ○す!」  1時間後オークの元に来る    

「おい!くそオーク!こっちだ!」  オークがこっちに来る、僕はお得意の逃げ足で湖に行く、そしてオークが体重をかけた攻撃をしてきたら僕は忍耐力と怪力で攻撃を受け流そうとする

「うっ!ん~!うぉぉー!」受け流したが全身が痛い、

「今だ!チェリー!」

「スキル、氷の女王」オーク含めて僕もカチコチに凍る   3時間後、

「討伐完了!なぜか忍耐力と怪力のスキルは消えてしまったがな、でもオークは金になるぞ!」

「え?でも底の分からない湖に沈めて湖を凍らせたんだよ?どうやって取るの?」

「あっ、お前、やったな?」

「何もやってないよ!バカじゃないの?」   2人は薬草を持って落ち込みながら町に帰った、   その夜、

「チェリー、ちょと良いか?俺らって結構もう親密だと思うんだ、一緒にクエストをやって、一緒に寝て、暮らして、それでさ…そろそろ良いかなって思ったんだ。」  チェリーは顔を真っ赤にして言う

「な、何を言ってるの!ま、まだ、心の準備が///  で、でも///  悠真だったら…」  僕はチェリーにハグをして言った

「そろそろ僕らはパーティーを組もう!」 

「はぁ、そういうことね、でも良いよ、」  チェリーは少し残念そうに承諾した

「ありがとうな!チェリー!」

次の日、

「よし、チェリー!ゴブリン退治に行くぞ!うぉぉー!」

「うるせぇ~!安眠妨害だ!」   ぶん殴られた

「僕のレベルはもう5だよ、ゴブリンなんて雑魚キャラなんて余裕だな」  ゴブリン退治に出掛けて森でゴブリン3体に会う

「ふっ、俺の力を試すのにちょうど良い!はぁっ!」  僕はボコボコにされた、チェリーは冷たい視線で見てくる

1時間後、何とか倒した

「はぁはぁ、助けろよチェリー!」  チェリーの視線は一向に冷たい

「は?お前みたいな雑魚キャラを助ける筋合いはない、」

「チェリー、じゃあチェリー一人で戦ってみようか?」   

「は?」  チェリーは一人でゴブリン3体に挑んだが

「やっぱり!むりぃ!ごめんなさい、ごめんなさい!悠真さんを助けなくてごめんなさい!」 

「よく言ったな、今助ける!」  ゴブリンの五体に短剣で挑む、がボッコボコにされた

「きやぁー!むりぃ!俺も無理だった!た、助けてくれ、ちぇ、チェリーさん?その目はなに?見捨てる気だろ?おい!おい!まてー!」  5時間後、ゴブリン3体を何とか倒した

「はぁはぁ、チェリー、おい?これで小銅貨8000枚ゲットできた、だけどお前はなにもしてないから、小銅貨1000枚しかあげないよ、これで3週間は普通に暮らせるぞ、」

「え?!ほんとに?やったぁ、仕事して初めての休暇だ!」   

「よし、チェリー!遊びまくるぞ!」

この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?