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第17回空色杯500文字未満の部 雑感 by 空色杯非公認自称すらしてない系アンバサダーのぼんげ氏

・『いきのこり』PAULA0125様

戦禍の惨劇がむごたらしくも美しく描かれていたのが印象的でした。


・『ラップバトル 悪霊VS監禁人』花森遊梨様

悪霊「出口ねえじゃん」。まさか悪霊退散のお札にそんな落とし穴が・・・・・・。


・『あなたが欲しい』応和あおと様

自分と違って何でも手に入れられる親友のことが・・・・・・。報われることのない恋心っていいですよね。


・『猫ドアの向こう』藤和様

猫の成長にノスタルジーを覚えつつの日常の一コマ。最後に登場する娘も相まって、ほっこりとした読了感にさせてくれる一作でした。


・『タタントンチャッチャッチャッ』生きるの辛之様

戦争にも暴力にも屈しない音楽家の魂を見ました。


・『寂しさはつながる』星様

離れてても、そばにいる。そんな親友からの無言のメッセージで、主人公が前を向いていく過程にエモさを感じました。


・『春に感じた恋の味』野中すず様

いやー、この静かに狂ってる感じがたまらないですね。


・『追われる身』海山里志様

いや、ホントに誰なのよ・・・・・・。意味が分かると怖い系の話。


・『おもいでのおと』隷香様

そして過ちは繰り返される・・・・・・。誰が悪いわけでもないのが悲しいですね。


・『クロスワードを解いてみよう』わかばひいらぎ様

まずクロスワードが出てくる発想が圧巻の一言。そして、徐々に雲行きの怪しくなっていく感じがまたいいですね。


・『ハガネブルーム』龍那様

冷たく機械的な世界観と、春の芽吹きとの対比が美しいと感じました。


・『新社会人に告ぐ』かみひとえ様

期待と不安の入り混じった新生活への門出を等身大に描いているのが素敵でした。


・『コインロッカー』アホマン様

奇しくも前作からの流れで少し切なさを感じつつ。挫折とまではいかないけど何かやりきれないものを抱えて過ごす女性が、不思議なコインロッカーと出会い昔を思い返す。その後の彼女の選択が気になるような作品。


・『Happy birthday to you』地崎守晶様

現在の報われない境遇に苦しみながらも、幼き日の幸せな記憶を胸に我が子を必死に守ろうとする母の強さを感じました。


・『ご利用は計画的に』DA☆様

宝箱もあればミミックもいる。ゲームといえども美味い話にはウラがある。そしてこれはフルダイブ・・・・・・。


・『蛍夜』義為様

木目とか襖のよくわからん絵画とか、特に幼いときだといろんなものに見えますよね。


・『3分くっきんぐ』候様

3分はなかなか無茶ぶりですな・・・・・・。ぎんちゃんヌードルの描写が、これを書いている23時半のぼんげさんの食欲をそそりました。訴訟。


・『弔鐘は鳴らずただ震えるのみ』Left様

最後まで他人のために戦った満身創痍のヒーローの末路は悲しいものでしたね。


・『ネスト・オブ・プレイ/比翼の止まり木』カンサー様

荒廃した世界で過ごす二人の、信頼ゆえかの付かず離れずな距離間がいいですね。


・『トイレのなかで』うたかた様

その機能は危険かもしれませんね。主に順番待ちの人の膀胱or括約筋が。


・『ここからはじまる物語』けいりん様

いつどのようにしてスイッチが仕込まれたのか。なかなかミステリックな作品でした。


・『【re:gain】』藍沢紗智子様

それ自体には何の意味も無いおもちゃのスイッチ。でも切り替えは大事ですよね。


・『twilight』・・・削除されてた(?)ので割愛


空色杯非公認自称すらしてない系アンバサダーぼんげ氏による、特に何の価値も無い特別賞を敢えて選出するのであれば、野中すず様『春に感じた恋の味』でしょうか。おおまかな展開は正直読みながら予測していたのですが、最後の最後でその予測の下をくぐってきた衝撃が強く印象に残りましたね。いやー、想像以上の狂いっぷりでした。

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