航少年の夢の実現への葛藤や努力、そのための旅立ちと、彼の家族の絆の再生が音楽を軸に進む物語です。
閉塞的な田舎を出て東京で自分の可能性を今、試したいという航少年の焦りが伝わってきました。反対する母を説得できるだけの材料も勇気も航は持っていなかったのですが、東京から帰省してきた卒業生との出会いで変わっていきます。
学生時代にバンドをやっていた方も少なくないと思います。若者のバンド活動への熱意や迷いなどの色々な感情や雰囲気がよく伝わってきました。
最後は、しんみりジーンときました。航の未来に幸あれ!