あたしはいつも一人ぼっち。どうしてだろう。ちゃんと笑えているはずなのに、ポタポタと瞳から涙が毀れていく。
(大丈夫、あたしは強いから)
暗示をかけるようにいつも繰り返す言葉。誰にも届かない、あたしだけしか知らない秘密の言葉。
助けてほしいなんて思わない。だってあたしは強いから、こんなの平気だもん。
『
……来ちゃいけないの?学校に。ここにもあたしの居場所はないのかな?
本当の気持ちを隠しながら『笑顔』を作らないとダメ。
――あたしは強い子だから。
『来なくていいのに。お前と関わりたくないんだよね』
……どうして、そんな事を言うの?あたし何もしてないのに、なんで?
「あははー」
『うわ、笑ってて気持ち悪い。二度と笑顔なんか見せんなよ』
「あはは」
『シカトしようよ、お母さんに関わるなって怒られるよ』
「あは……」
ねぇ、あたしちゃんと笑えてる?笑顔になれてる?泣いてないよね。
――お前の母親『狂ってる』その娘だからお前も『狂ってる』
『『消えてくれないかな?』』
……あたしだって生きてるんだよ?痛いんだよ?悲しいんだよ?
笑顔って、どうやって『作れば』いいのかな?
(分からなくなっちゃった)