共感覚。
五感に関わるある一つの刺激に対し、通常の感覚だけでなく、異なる種類の感覚が自動的に生じる知覚現象。
たとえば、音に色を感じたり、形に匂いを感じたり。Wikipediaで今調べてみたところ、確認されているタイプだけでも150種類以上あるらしい。
私もそうだ。
振り込まれた給与が自動的に家賃口座に天引きされ、その後の残高を見ると自動的に世界が灰色になる。
焦げたお魚を見ると、昔、料理を作ってあげようと奮闘した挙げ句、台所が爆炎に包まれたときの熱さが蘇るし、嘘ばっか付いていた政治家が選挙で当選する姿を見ると吐き気を催す。
別に、共感覚を持っているからと言って、特に日常生活困るということはない。
共感覚持ちとして言わせてもらうけど、こんなもん、ただの個性のひとつである。
【共感覚】