「ほな……望……もうちょいこっち来て……」
そう言いながら雄介は望の腰の辺りを掴むと自分の方へと引き寄せる。
「え? あ……ちょ……そのままこの状態で挿れるのか!?」
望からしてみたら、この座った状態で雄介のモノを受け入れるのは初めての事だ。
「でも……一番これがええって聞いた事あんねんけどな? ほな、望が挿れてみるか?」
その雄介の問いに望が頷く訳がない。寧ろ雄介のモノから視線を背けて首を横に振っている。
「まぁ、望やったら、そうやんなぁ。まぁ、まだ、確かに望には難しい事なのかもしれへんし、ほな、俺が挿れてええねんな?」
どうやら、そこには首を縦にしたようだ。
雄介は自分のモノを片手で支え望の腰を移動させる。
「ちょっとだけ腰浮かせて……」
その雄介の指示に瞳を閉じながらも腰を浮かせる望。
雄介のモノの先端部分が望の蕾の入口部分へと当てるのだ。
「今度はゆっくり腰を下ろしてきて……」
「え? あー……」
とりあえず今は雄介の指示に従うしかないと思ったのか望はゆっくりと腰を落としていくと、
「ちょ……え? 雄介の……が……ぃ……あ……」
「望の中に挿ってっておるやろ? 座ってやるっていうのは、こういう事やねんて……。望がしたいようにしてもええねんからな……」
その言葉に望は思いっきり首を振っていた。
「ちょ……それは……無理っだって……!」
「そっか……望にはまだ無理やったか……」
そう言うと雄介は望の腰に手を置いて望の体をゆっくりと下ろしていく。
「ぁ……あ……え? 雄……っ!」
「半分位まで挿ったみたいやわぁ。それやったら、もう、後は重力に身を任せていったらええんと違う? 自分の体に力入れんと、後は重力の力で中に勝手に入っていくし」
雄介のモノをいつも以上に感じるのは気のせいであろうか?
本当に雄介の言う通り後は重力に身を任せると簡単に雄介のモノは望の中に入っていったようだ。
雄介のモノが全部中に挿ると、
「ほら、挿ったやろ?」
確かに雄介の言う通り望の中には雄介のモノが全部挿ったらしい。