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第53話 ※性描写あり

 ……ぁ、でも……見られてるって思うだけで……俺のムスコさんがムズムズしてきたような気がする。 


 ムズムズ……? ドクンドクン……? そう色々な効果音が聞こえてきそうな感じだ。


 ……ぁ……もう、腰の方も動いて来た……。


 こういうことをしているのだから当たり前なのだけど、本当に俺はMなんであろう。


 普通の男性なら後ろの蕾に指や人のモノを挿れてイきたいとは思わないのだから。


「ぁん……もっと!」


 人間というのは本当に欲には勝てないもんだ。


 寧ろ、もう恥ずかしいって言う気持ちは欲の方が勝ってきてるのかもしれない。


「聖修……もっと……中弄って……」


 最終的には聖修のことを誘うような言葉になっていた。


「私の指だけじゃ、もう、尚は足りないの?」

「ん……ぁああ……違っ……もっと……ソコ突いて……っ!」


 欲の方が勝った瞬間には、もう要求してしまっていた。


 本当に今はもう気持ち良くなりたいだけだ。


 腰の動きさえも淫らに、そして聖修のことを誘うかのように動かしているだけだった。


「さっき言っていたプニプニとした場所に私の指が欲しいの!?」


 その言い方だとソコに聖修の指はくれないのであろうか。たまにそういった映像見ていると、そう言う風に要求するとタチはわざとソコにやってくれないもんだ。今まさに聖修がそんな人物のような気がする。寧ろ聖修は完全なSって事だ。

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