もう、その言い方だと、やってみなけりゃ分からないってことでしょ!! ってか、やる気満々ってことみたいだし。
もう覚悟を決めて聖修に付いて行くしかなかった。
聖修がその玩具を手にして俺の中にその玩具をゆっくりと、そして容赦無く入れてくる。
「ぅうううん! ぐっ……やっぱり、キツイっ!」
って言っても聖修は止めてくれようとはしなかった。
「大丈夫……入りそうだから……私を信じて……」
なんてことまで言い始める始末だ。
「でもっ! キツイもんはキツイんだって!」
「だから、大丈夫だって……」
……いや、大丈夫じゃないですからっ! って、本当にツッコミたい! でも聖修はそれでも辞めてくれなくて、もう一つの玩具も俺の中に入れて来る始末だ。
「ぅ……ん……っ……」
「あ、そういえば、このスイッチはなーに?」
そう可愛く聞いて来る聖修。この顔とか声もファンは聞いた事はないだろう。だから今はもう恋人である俺だけのもんだ。
……スイッチ!? そう言えば、まだこの玩具のスイッチを入れて見せてはいない。きっと聖修はそのことを言ってるのであろう。
「入れてみていい?」
別に今入ってる方の玩具のスイッチを入れても問題はない。寧ろ今入ってきている玩具がキツイのだから。
……だから、その聖修の質問に頭を頷かせる。
「じゃあ、スイッチ入れてみるね……」
すると部屋内には玩具特有の音が響き始める。それと同時に俺の中でその玩具は蠢き始めるのだ。
そうこの玩具は中で縦横無尽に動き回る玩具で、しかも本当に気持ちいい所だけを集中的に突いてくる。
「はぁあああん!」
さっきまで玩具の二本目を拒絶していた俺だったのだけど、中に入っている玩具が中を気持ち良くさせてくれることによって痛みなんか感じなくなっていた。