電灯の光が 大地を照らして
月の灯りも 闇に吸い込まれる
行き交う人の靴音は 時と共に過ぎ去って
あと追う影も アスファルトの下へ消える
歩く私が見上げれば 果てなく広がる深い闇
あゝ 声が宙に溶けて 銀河が渦を巻く